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2007/09/26(水)

『[おすすめ]レッド第1巻 山本直樹』

1970年前後の日本の学生運動→革命運動の様子を描いた漫画。

大学を占拠したり、ヘルメットかぶってマスクして火炎瓶投げたりする人達の”ノリ”がうまく描かれています。

後に革命運動家となる学生が、バリケードストライキをやるのに理由は必要ないと発言しているシーンで物語が始まる。

学生運動や革命運動が権力や資本の支配からの自由を勝ち取る闘いすなわち”闘争”だと言いながら、いざ学校占拠が成功すると、いきなり運営能力の無さが露呈してしまう。

貧しく、警察の尾行に怯えながらも、非現実的な理想を目指して闘う生活に、なぜか活き活きとしている革命家達の様がとても哀れに感じられます。

多くの登場人物が出てくるのですが、それらの登場人物に亡くなる順番に番号が振られていたり、あと何日で逮捕されますとか、何日で死刑が確定します、などの説明書きが書き込まれていて、革命家達が、自滅に向かって突き進んでいることを暗示しています。

逮捕されるか、死んでしまうか、逃亡生活するしか辿り着くゴールのない道を、なぜ彼らは引き返さずに猪突猛進していったのか?

それは、「権力という巨大な敵と闘争するという”ノリ”の魅力に引き込まれてしまったからではないのか」と感じさせる作品です。

と同時に、光市母子殺人事件で死刑廃止に向けて闘う弁護団や自治労・日教組で熱心に運動活動している組合員の人達も、この作中で描かれている人達の”ノリ”と同じような”ノリ”で、闘い方は違うものの同じように”闘争”しているんじゃないかと思ったりもした。

作中に出てくる登場人物等の名称は置き換えられていますが、実在の人物をモデルにした、限りなくノンフィクションな、フィクションとして作られています。

実名等が気になる方は、こちらのブログが参考になるかも

実物日記-2006-10-11
(http://d.hatena.ne.jp/bullet/20061011)


なおこの作品は山本直樹漫画ですが、意外にもエロはありません。

第2巻には出てくる模様





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紫式子
またTBさせていただきます
YouTubeで関連動画を見つけたため、
再度エントリを書きました。
その中でご紹介させていただいたので、
TBも送らせていただきます。

2巻が出ませんねー……。
2008/04/12(土) 13:31:00 | URL | [ 編集]












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NHK-BS2で、火曜深夜に放送されている ★「マンガノゲンバ」内インタビューコーナー 「作者ノゲンバ」。2008年2月6日放送の回が 『レッド』の山本直樹だったみたいです。 学生運動の概要や展開、 当時渦中にいた世代の声まで 上手くまとまっています。 さすがNHK...
2008/04/12(土) 13:47:38 | 紫式子日記
レッド 1 (1) (KCデラックス)元々「70年代学生運動の敗退を見た世代の ニヒリズムを反映した作風を持つ漫画家」としての山本直樹に興味があったから、いよいよ描いてくれたか、という気分。『デマコーヴァ(『ラフ&レディ』に収録)』での「美少女カニバリズム」とか、山本
2007/10/10(水) 07:16:24 | 紫式子日記

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